KOINORソファの魅力
一介の椅子張り職人から、ヨーロッパで最も重要な椅子張り家具メーカーのひとつへと成長したKOINOR。1953年創業の同社が大切にしているのは、真の意味で座り心地の良いソファを作ること。心からリラックスし、背もたれに寄りかかり、くつろぐ…。誰もが求めるそんな快適さを実現するために、ドイツ・バイエルン州北部に位置するミケロの地で情熱とクラフトマン精神をもって高品質の家具を生産しています。
親子3世代にわたり勤める従業員もいるほど、ソファづくりへの愛情と技術を継承してきた職人仲間たちによる、丹精込めたあなたのためのソファ。KOINORがモットーとする「SOFAS FROM FRIENDS FOR FRIENDS」から、そんな気骨が伝わってきます。
MADE IN GERMANY 質実剛健のドイツ製
KOINORは、お客様の個々のご要望に合わせ受注生産を行っています。生産拠点は、バイエルン州北部にあるミケロ第一・第二工場、マロルツヴァイザッハ工場、ヴァイスマイン工場の4つの工場に約400人の従業員がすべての製品を自社生産しています。
MODERN INDUSTRY PRODUCTION 近代工業生産
ミケロ第二工場は、ヨーロッパでも近代的な椅子張り製造の工場です。25,000㎡を超える広さを誇る工場は、革新的な技術で受注から納品までの最適化されたすべての工程を行っています。
TRADITIONAL HANDCRAFT 伝統工芸
KOINORで働く人々は何世代にもわたってこの手工芸の才能を受け継ぎ、強いこだわりと完璧を求める努力を日々行っています。それは社員の最適な労働条件により、経験豊かな椅子張り職人や、訓練を受けた才能豊かな若者たちが、Made in Germanyへのこだわりと「椅子張りは芸術だ」という誇りが、KOINORの高級椅子張り家具の完成度に全力を注ぎ続けることができるのです。私たちは確信しています、これらすべての要素が組み合わさってこそ、一流品の布張り家具をお求めやすい価格で生産し続けることができることを…。
QUALITY LABELS 品質
KOINORの製品は「ゴールデンM」を受賞しています。この品質マークは、人体に影響を及ぼす有害物質が検出されていないことを意味し、ドイツ家具品質協会(DGM)によって定義されたDINとRALのガイドラインを満たしています。
これは、ドイツで最も広範な品質試験に準拠するだけでなく、最も厳しい欧州のガイドラインもクリアしていることを意味します。また、ハイテクノロジーを使ったモーション機能を備えた家具は、EUの認可の適合であるCEマークも付与されています。
LEATHER SPECIALIST 革張りソファの専門メーカーとして
革のほとんどは、世界でも最高峰のなめしメーカーの本拠地であるイタリアと、優秀ななめしメーカーが数多く存在するドイツ南部で製造されています。KOINORのソファが他社製品と一線を画しているのは、その革の質の高さ。同社の皮革検査員が定期的に南部地方を周回し、厳しい品質検査に合格した原皮だけが工場に送られ、KOINORのレザーソファが生まれます。著名な革張りソファの専門メーカーとして、その素材の完成度の高さは、まさに高い美意識と至高の技術の結晶です。
革製造のプロセスの第一歩は、原皮の細かい選別を行うこと。KOINORの革の大部分は牧場で育てられたヨーロッパの牛です。納屋で丁寧に飼育された牛は特に高品質とみなされます。良い条件下で育てられた牛は大きくて皮に皺やキズの少ない最高品質の革をつくり出すことができます。一方、南米の牛は自然の中で放牧されて育てられているので、牛同士の戦いのキズや虫刺され、自然の傷など個体ごとに状態が異なります。
WAY OF LIVING 暮らし方
革は天然素材であり、人間が身を包む最も古い素材のひとつ。冬は暖かく、夏は涼しい、匂いを嗅いだり、感触を確かめたり、丈夫で弾力性があり、心地よい柔らかさと自然さを兼ね備えている素晴らしい素材です。KOINORが真の「レザースペシャリスト」として知られるようになったのは、完璧な美しさと日常的な使いやすさを兼ね備えた革があってこそ。クオリティの高い革によってのみ、KOINORの家具を個性的なものにすることができるのです。
LEATHER IS NOT JUST LEATHER 革は、ただの皮じゃない
革はタンニン鞣し後にどのように表面を加工したかによって種類が分かれます。天然の染料で染めた革(アニリンレザー)、わずかに顔料を塗った革(セミアニリンレザー)、しっかりと顔料を塗った革(ピグメントレザー)に区別されます。アニリンレザーの表面に多かれ少なかれバフィングを施したものは、ヌバック効果のあるレザーまたはヌバックレザーと呼ばれています。
革の品質と特性を決める大事な要素に「厚さ」があります。一般的に、標準的な革の厚さは0.9mm~1.1mm程度、これが1,4mm~1,6mmほどあると厚みのある革とされます。一方、KOINORの最も厚みのある革はなんと5mmも。そのため、素材に対する特別な理解と高度な職人的技術が必要となります。
PURE NATURE – FOR FURNITURE WITH CHARACTER
天然仕上げ – 個性的なソファのために
ナチュラルな仕上げのアニリンレザーでは、透明な染料が革の奥深くまで浸透し、「内側から」着色しています。革の表面には、顔料は一切塗布していないので毛穴は開いたまま、自然や成長の痕跡はすべて完全に見えます。アニリンレザーは、高い通気性と心地よい肌触りが特徴です。家具に個性を与え、革の高い品質から最高級のカバーが生産されます。
EXCLUSIVE HAPTICS – WARM AND VELVETY SOFT
高級な肌触り – 温かくベルベットのような柔らかさ
アニリンレザーのヌバックは、仕上げのために革の表面にサンディングが施されています。これにより、ベルベットのような肌触りの表面が生まれ、光の当たる方向によって色が少し変わる効果をもたらすベルベットのような表面になります。革はマットで艶があり、非常に柔らかく、鮮やかな色と高い通気性が特徴です。
PERFECT COMPROMISE – LITTLE COLOR, MUCH FORMAT
完璧な折り合い – 色数は少ないものの、お手入れが簡単
わずかに顔料を使った革(セミアニリンレザー)は、色や見栄えが均一な仕上がりを好む方に最適です。このセミアニリンレザーでは、染色された革に加え、革の表面にわずかに顔料を含んだ塗装が施されています。滑らかな色の顔料は革の質感を安定させ、毛穴の一部は開いたままであり、適度に吸放湿することができます。セミアニリンレザーは、非常に優れた通気性と耐摩耗性を持っています。
ALLROUNDER – TOUGH AND HARMONIOUS
オールラウンダー – 調和のとれたタフさ
表面を均一に塗装した顔料仕上げ(ピグメントレザー)の表面は、革を染色したうえで完全に着色されています。革本来の持ち味が隠れてしまいますが、顔料加工された革は特に傷つきにくく、手入れが簡単で使い勝手がとても良いです。